FXの勉強(CS) 2020.8.11の相場 <お手本>
今回は先生のYouTube動画をそっくりそのままアウトプットしてみる、という勉強法をしてみる。
相場は2020年8月11日の相場。
今回の相場は、なかなか売り買いのシナリオが立てにくい難しい局面だったが、そこをどうやってシナリオ立てしていくのかっていう話。
まずは、セオリー通り4時間足から見ていく。
4時間足
全体的な動きは「急上昇」→「急下降」→「緩やかな上昇」という流れ。
上昇トレンドと見えるっぽいが、現在値は前回止められた目立つ山あたりに来ている。
直近の値動きも前回高値あたりで上昇が止められて、下降しているような動きをしている。
じゃあ、こんな動き(上昇が止められる流れ)が続くと、上昇をあきらめて下降に変わるのかなぁ、という考えで、この時点では「売り」目線として他の分析をしていくことにする。
1時間足
直近はレンジ(値動きが横ばい状態)のように見える。
じゃあ、まだレンジ相場が続くようだったら、レンジ戦略でいくことも考えておく。
【レンジ戦略の基本】
・レンジ範囲の下から買う
・ 〃 上から売る
・ 〃 真ん中では余計なことしない
よって、今はレンジ中間あたりなので様子見かなぁ。
4時間足では売り目線だったので、レンジの上に来て値動きがとまったのを確認できたら売ってみようかなぁ、というシナリオを立てる。
5分足
上昇トレンドっぽいことはわかる。
が、1時間足でレンジ中間なので余計なことはしないっていう分析をしたし、このチャートみてもエントリーポイントが掴みにくい、ってことでまだ様子見するしかなさそうなところ。
でも、ここで分析をやめたら勉強がはかどらないので、もう少し視野を広くして分析を続けてみることにする。
日足
最高値から最安値までのフィボナッチリトレースメント(FR)を引いてみると、61.8%が直近の値動きに反応して意識されていることが確認できる。
じゃあ、このラインを使って再度チャート分析してみたら新しいことがわかるかも、ってことで再度5分足チャートに戻る。
再度、5分足
しばらく様子見して時間が経ったところ。
日足で引いたFR61.8%のところに赤い水平線(赤ライン)を引いてる。
このラインを1本引いているだけで、格段にチャート分析がしやすくなった。
まず、4時間足で見たとおり売り目線だったため、エントリーポイントを探していた。
赤ラインを超えて上昇した後、それを割り込むように下降した。
「あ、これはガクンと下げていけば、その戻り売りを狙えるかも♪」
って思っていた。
が、しかし、値動きはそれを否定する形で元の価格まで戻っていった。(V字100%戻し)
ここで、売りのシナリオは消えることになる。
(V字で100%価格が戻る、ということは売りの勢いが削がれた、という意味になる。)
よって、その後は「買い目線」に切り替えてチャート分析を進めていくことにする。
そうすると、V字回復の後から赤ラインでずっと値動きが止まっているような形になった。
じゃあ、これ以上下にいけなさそうだし、買ってみようかな、ということになる。
①↑が一つ目のエントリーポイント。
で、そこから予定通り上昇がはじまった。
①のエントリーポイントが掴めなかった、ってときに嘆くことはない。
悔しい思いを耐えて、その後の相場を観察する。
上昇トレンドなのだから押し目で買えばいいので、下がったところを買うか、トレンドラインを引いてそこで止められたら買うといい。(②↑)
◆今回の参考動画